木造住宅ですべきこと

 RC造や軽量鉄骨造の住宅が増えた昨今、木造住宅というと古臭く聞こえるかもしれないが
集成材の登場で大スパンでも梁を飛ばすことこともできますし、金物により耐震性も良くなっている。
その点も踏まえ新しいベーシックとなりうる木造住宅を紹介したいです。

1.窓辺を大きくとることでベンチとし家具を減らせる。
2.リビングから屋外デッキまでを段差なく繋げ解放感や一体性を持たせる。
3.壁を高く立ち上げ視線をカットすることでプライバシーを確保した半野外空間が生まれる。
4.椅子座でなく床座とすることで家具(ソファ等)を減らしてゴロ寝できるし、上下の空間も広くなる。
5.壁面、窓面を地袋としベンチ兼収納とする。
6.リビングを一段(175~350㎜)下げ調湿・自浄作用に優れたウールカーペットとし段差を椅子代わりにする。
7.tvボードも床座に合わせ高さ450㎜(奥行440㎜)とする。
8.メインの大開口以外の窓を最小限に抑え暗くし、落ち着いた空間とする。
9.収納スペースは壁に埋めると、動線や視界に入らないず窮屈さはなくなる。
10.スキップフロアの場合、床下収納にすることができる。
11.外からの視線に考慮した座れる腰高窓とする。(ブラインドを下げても300㎜の腰掛は確保)、上部大きいFIX、下部通風用のの横長